2020-10-20 16:17:00
住まいをどのような色で塗るかは
それぞれの色によって外観が大きく変わりますので、大切なことですよね。
それと同じように、塗料の中にはどのような成分が入っているのかも選ぶときにはとても大切です。
塗料の成分には、大きく4つの種類があります。
①アクリル
②ウレタン
③シリコン
④フッ素
しかし、その4種類は、それぞれ「溶剤タイプ」と「水性タイプ」があり
また、「硬質タイプ」と「弾性タイプ」があります。
またさらに、「薄塗りタイプ」や「厚塗りタイプ」
それ以外にも「低汚染性」「防カビ性」「防藻性」「浸透性」「断熱性」などの
各機能別にもカテゴリーはいわば無限にあります。
このような多種多様な塗料が数十社の塗料メーカーから販売されていますので
じつにさまざまな数の塗料が存在していることがお分かりいただけることでしょう。
そのなかから、自分の住まいに使う塗料を1つに絞り込むのは難しく
迷ってしまうのも、仕方のないことといえます。
塗料の選びかた、そのポイントはないものでしょうか?
結論から言いますと、塗料を選ぶ基準は4つあります。
①耐久性
②価格
③環境適応性
④防汚性
この4つを総合的に考えると、選びやすくなります。
なかでも、環境適応性とは、環境対策のことです。
塗料は、管に入っているものをそのまま使って塗るわけではありません。
塗りやすくするために溶剤や水を混ぜていきます。
最近は、こうした環境対策が強く叫ばれるようになりましたので
溶剤タイプよりも、水で薄める「水性タイプ」が多くなっています。
水性と聞くと、なんだか耐久性は大丈夫なのかと、心配する声も聞こえてきそうですが
安心してください、耐久性に関しては心配はいりません。
ただし、溶剤タイプと比べれば、わずかに耐久性は下回るようにも思われます。
そこで登場するのが「弱溶剤タイプ」です。
カタログなどには「NAD型塗料」とも書かれています。
簡単に言えば、溶剤タイプの耐久性と、水性タイプの環境性を合わせたものとなります。
熊本県球磨郡の「創研」は、屋根や外壁などの塗装を専門に扱う会社です。
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