付帯塗装について
付帯部とはいわゆる「雨樋」や「破風板」、「軒下」のような外壁や屋根に含まれない箇所のことを言います。
独立した部分のため、業者によっては「その他」として見積もりの際に一まとめにするところもあります。
あまり目が届きにくい部分になってしまいますが、どの部分も住まいの中では欠かせない重要なものです。
役割も違ければ、材質も異なるものがほとんどですので、
この付帯部をしっかりと塗装をするのとしないのとでは大きな違いがでます。
画像を見ていただくとわかりますが、その他と一括りにするには多すぎます。
お客様も外壁や屋根は塗り替え面積も大きいので必然的に気になりますが、付帯部についてはよくわからないと見落としがちです。
創研では「より安く、よりよい仕事」をモットーにしていますが、このような付帯部を適当に見積もって適当な塗料で済ませることは絶対にありません。
雨漏り修理について
瓦の雨漏りとスレートの雨漏りで雨漏りの原因や修理方法は異なります。
それぞれの原因となる要因をご紹介します。
雨漏りの原因は実に様々です。
屋根材によって症状も異なり、一度直ったと思ったら、すぐにまた雨漏りしたという話を良く聞きます。
その場しのぎの工事では決して雨漏りは治りません。根本的な原因を解明し、効果的な対策を行うことで初めて完治するのです。
瓦屋根の防水の仕組みは、屋根全体に張り巡らされた防水シートと、隙間なく敷き詰められた瓦そのものによって行われます。
瓦屋根で雨漏りがする!といった場合には防水シートに穴が空いた、または瓦がズレて雨の入り込む道ができてしまっていることが第一に考えられます。天災によって屋根に被害が与えられ、雨漏りに繋がることは多々ありますが、なかには手抜き業者の欠陥の可能性もあります。
防水シートに穴が空くというのも、現状の防水シートは高い性能を保っており、自然に穴が空くことは滅多にありません。瓦の固定の際に誤ってシートに傷を付けたりして、時間とともに広がっていく…そんなこともありえます。
また、一時期流行ったラバーロック工法も雨漏りの原因の一つと言われています。
ラバーロック工法とは瓦の隙間をシリコンで固定し、雨の入り道をなくす工法と言われているものです。
隙間がなくなるのはいいことでしょう?
そう思ってしまいがちですが、実際の瓦は僅かな隙間から雨を逃し続けることで水分を貯めこまない性質を持っているのです。古くから残る家屋でも雨漏りしないのは、こういった理由があるからです。それが、シリコンで逃げ道を全部封じられてしまいますと、入り込んだ水分が溜まり続け屋根を劣化させる原因となります。
スレート材はそのものが高い防水性能を持っていますが、固定用の釘穴からや、屋根そのものの劣化による雨漏りはどうしても起こりえます。
屋根の勾配が足りずに水切りが悪く、いつまでも水分を抱えたり、適切な建材が使われていない場合も原因となります。また、屋根塗装のミスとして「縁切り」が行われていないと毛細管現象を引き起こし、これも雨漏りを起こします。
このように雨漏りの原因を特定するのは幾つもの要素を考える必要があります。そして一般的なイメージや勘に頼ってしまうと、思わぬところで落とし穴があります。一つ一つの原因をしっかりと精査し、再発防止のための施工を行うことでご満足いく結果をお出しすることができます。
遮熱・断熱塗装について
各塗料メーカーからウレタン・シリコン・フッ素それぞれの遮熱塗料が販売されています。
仕組みとしては太陽光の反射率を上げて、屋根の表面温度の上昇を抑えるものになります。
表面温度を抑えることで、室内温度の上昇も抑えることになりますので、金属屋根のような
熱を貯めこみやすい家に対して効果を発揮しやすいです。
注意点としては、室内温度には家の素材や形状が大きく関わっていますので、
遮熱塗料を用いる前に、家の構造も併せて考えて、必要に応じた対策を練ることをオススメしています。
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